今年の梅雨はとても蒸しますね。
お元気にお過しのことと存じます。
山王けやき・飯田です。
先週からサイト内に、「ブログ再開」のお知らせを作ったものの、サイト公開はいたしておりませんでした。サイトが出来ましたらすぐでも公開できるかと思っておりましたら、いろいろ準備があるものですね。
本日からサイトを公開いたしますので、どうかよろしくお願いいたします。
新サイトはモバイル対応サイトにもなっておりますので、スマートフォンからも見やすくなっております。
先程おいでになりました、お客様は 先日、病院で『熱中症』と診断され、病院から 「五苓散(ごれいさん)」など処方されたそうです。
もし同じものがあればとご来店されました。
五苓散、確かに熱中症には宜しい処方だと思います。
漢方では、熱中症を
「血液中の『水』が血管から出て、血液が濃くなりすぎてしまった状態」と考えます。
治療は、
血管から体表面にで、た『水』を、血管内にもどしてやる方向で、進められます。血液と一緒に『水』を循環させることで、体の熱を冷ますことになります。
これら治療には、代表処方として、
【五苓散】
体力に関わらず使用でき、のどが渇いて尿量が少なし、もので、めまい、はきけ、腹痛、むくみなどのいずれかを伴う次の諸症:水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔い。
【黄連解毒湯】
体力中程度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症、めまい、動俸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎。
などがありますが、両方の処方が入った、
五苓黄解というとても便利な、漢方ドリンクがあります。
二日酔の改善によく使われる処方ですが、熱中症予防にも効果が期待できます。
私も愛用の漢方ドリンクですが、
こちらをお客様におすすめいたしました。
どうぞお大事にされてください。
秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。