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つわりの漢方対策  あの「つわり」がまたと思うと

台風による大雨、被害の大きさに驚いております。

被害に遭われました皆様には心からお見舞い申し上げます。

また、秋田でも大雨による避難勧告が出ている所があるようですが、
くれぐれもお気をつけください。

 つわりを思い出すと


先日おいでになったお客様は、

「二人目が欲しいんだけれど、あの『つわり』がまたかと思うと・・・・」

思いだして、とてもお辛そうな顔をされました。

 本当に大変でしたね。

また、以前ブログでもご紹介した、ご妊娠中のお客様のお手紙の中にも

「私はつわりで 半分死にかけていますが・・・・いったいいつまで続くんでしょうね・・・・」

との文言。

やっぱり、本当に大変でしたね。

直子さんFAX


妊娠初期(3ヵ月、12週)の辛い症状は『つわり』で、最も心配な事が流産です。

「つわり」によって、
食べ物の嗜好が大きく変化したり、吐き気、嘔吐などで本当にお辛い症状に悩む方も少なくありません。

現代医学でも 症状を引き起こすメカニズムは判明していないそうですが、

漢方医学では、

「胎気」の上衝により「肝脾不和(かんぴふわ)」「胃気上逆(いきじょうぎゃく)」になると考えられます。

「なんのこっちゃ」と思われるでしょうが、

脾(胃腸バランス)と肝(ストレス)のアンバランスが原因で、食欲不振、吐き気、嘔吐などを引き起こすと考えられています。

つわりの漢方で最も有名な処方としては、

「小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょう)」ではないでしょうか。

半夏・茯苓・生姜と3種類の生薬から構成された漢方薬です。

健胃顆粒(けんいかりゅう)、勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)なども宜しいかと思いますし、

消化分解を助け、胃の負担を軽くさせる酸っぱいお茶「晶三仙(しょうさんせん)」は妊娠中養生にとてもおすすめできます。

ただ、多くは一時的な症状の場合が多いですから、
一時的なものと楽観的に考えて辛い時期を乗り越えましょう。

つわりでお悩みの方はどうぞお大事されてください。


少しでも症状緩和のヒントになれば幸いです。

秋田の漢方相談

山王けやき薬品 飯田

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