本当に寒くなりましたね。
「とうとうエアコンの暖房いれちゃった」などのお話をお聞きして、
「私、まだ我慢してますわ」など答えておりますが、
「あれ、なんで我慢しているんだっけ」と考えてしまいます。
「いまから暖房つけてたら、冬をのりきれない」
まだ来ない冬への恐れなんでしょう。
もう北国に生まれて50年が過ぎたのに、年々寒がりになります。
急に深まる秋の冷え、くれぐれもご自愛ください。
今朝、おいで下さったお客様は、
「なんか、冷え性に効くクスリない?」とのお問い合わせ。
20年来のお客様で、背が高く、お話が面白すぎるいつも元気な社長さんです。
思わず
「どなたがお飲みになるですか?奥様ですか」
とお聞きしましたら、
「俺よ、俺。冷えると頭もイデっくて(痛くて)」
となんかお辛そうにお話になられます。
長い間お付き合いをさせて頂いておりますが、冷え性、気づかずにホントにすみませんでした。
それならと言う事で、
「では、奥様にもお出ししている〇〇顆粒など宜しいかと思いますので、ご一緒に飲まれたら如何でしょうか」と提案すると、
「俺『顆粒』嫌いなんだよ、お湯割りも面倒だし」
と一蹴(笑)。
たま(丸剤)ならなんとかと言う事で、
『参馬補腎丸(じんばほじんがん)』と言う
腎の力を補い、胃腸の働きを活発にして、身体を暖める漢方薬をお出ししました。
腎の力が弱くなる事を漢方では『腎虚(じんきょ)』と呼びますが、
腎虚は年齢にともない進行し、冷え、頻尿などは、腎虚(じんきょ)の代表症状です。
長年、社長の冷えに気づかなかったのではなく、
20年の歳月による、腎虚(じんきょ)なのかもしれません。
20年前と言えば、私も30代になったばっかり。
社長も40歳少し前でしたね。
その頃は、私も寒がりどころか、とても暑がりだった様な気がしますし、
社長もエライ無口な方だった様に思います(笑)。
漢方薬の服用で少しでもお楽になってくだされば幸いです。
秋田の漢方相談
山王けやき薬品
飯田