とても強い風の吹く今日の秋田。
夕方おいでになったお客様は、
「男鹿からの帰り道、車がひっくり返るんじゃないかと思いました」
海岸線は凄い風だった様です。
くれぐれもお気をつけ下さい。
今週は2件、「痛風」の相談がございました。
お客様のご主人様たち
痛風の相談は結構多いです。
痛風は、何らかの原因で過剰に尿酸が血中にたまり、結晶になって関節で激しい炎症をおこす事で発症します。一番痛みが出やすい身体の部位は、足の親指で、一説によると発症される方の7割がこの親指((母趾MP関節)と言われております。
さらに発症される方の90%が男性である事も特徴です。
私も痛風もちです・・・・
ちなみに、私(飯田)も4,5年前、足もつけない程の『足の裏』の激しい痛みを覚え、整形を受診したところ
昔からお世話になっている先生より
「痛いところからして、痛風じゃないと思うけど、念のため血液検査しましょう」
で検査して、
「高尿酸値血症」が判明した事があります。
痛風による激痛だったわけです。
尿酸の血中濃度が上がる原因としては諸説ありますが、
尿酸はプリン体という物質の最終産物ですから、「プリン体」を多く含む食品、ビールをはじめとしたアルコール・レバー・煮干し・魚卵などで好んで食べる食生活が原因の一因である事は確かだと思います。
漢方的に痛風は、
体に「湿(しつ)」(余分な水分)「熱(ねつ)」がある体質に原因があるとされ、その改善の漢方薬が選択されます。
私の場合、
「瀉火利湿顆粒(しゃかりしつかりゅ)」
「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」
と言う漢方薬を服用しました。
なおる過程で、膝関節や股関節がスウスウした感触
「あ、流れてる」を実感した事が思い出されます。
そして、その後尿酸値は下がっております。
お気軽にご相談ください。
秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。
山王けやき薬品・飯田