あなたのお悩み 腎虚(じんきょ)かも?
秋田の漢方、女性のお悩み相談
山王けやき薬品・飯田です。
お客様のお悩みを伺っていると、
「あ、それって腎虚(じんきょ)かも?」
と思う事が少なくありません。
また、私自身でも
・ モノが見えず辛くなった
・ 白髪、抜け毛
・ 夜中に目が覚める
などなど
「これは、腎虚(じんきょ)だわ~」と実感する事が多々あります。
腎虚とは、腎の力が力が低下することです。
漢方で考える腎(じん)とは?
ただ、漢方で「腎(じん)」は、現代医学で認識されている
・血液中の老廃物をろ過して尿からだす
・体内の電解質バランス、血圧を調整する
だけでなく、
ホルモンや生殖をも司る臓腑(ぞうふ)として捉えています。
7の倍数でで変わる腎(じん)の力
テレビなどで
「7の倍数で女性の体が変わります」という事をお聞きになったことがあるかもしれませんが、7の倍数で変化するのはこの腎「じん」の力で、35歳ごろから『腎』の力は低下傾向になり、49歳位から顕著に『腎(じん)』機能が衰える事を原因におこるのが、漢方で考える更年期障害です。
そして、腎は骨や歯の形成、髪、泌尿器、生殖機能(男女とも)、ホルモンの分泌、睡眠も含めた脳の働き、耳までと、本当に幅広い働きをしていますから、
腎のはたらき弱まっている状態=腎虚(じんきょ)
になると
〇 骨や歯の形成 → 骨粗しょう症、下半身のだるさ、発育不全
〇 髪 → 薄毛・白髪
〇 泌尿器 → 頻尿・夜間尿・尿漏れ
〇 生殖機能 → 不妊、精力減退、
〇 ホルモンの分泌 → 生理不順、更年期、男性更年期
〇 睡眠も含めた脳の働き → 不安、不眠、夜間覚醒、免疫低下
〇 耳 → 耳鳴り・難聴
など、幅広い多くのからだの悩みに結びつきます。
ですから、病院を受診したものの、異常はないと診断を受けながら
からだの不調で悩まれている方も多いですが、この「腎虚(「じんきょ)」が念頭にあると
「あ、これって腎虚(じんきょ)」
とつじつまが合って腑に落ちる事が少なくありません。
腎の力を強くする 漢方養生
漢方には
腎の力を補う=補腎(ほじん)
と言う考え方があります、
食事で腎の力を補う食養生としては
- 黒い食材: 黒豆・黒ごま、ノリ
- 粘り食材: 山いも・なめこ・オクラ
- 木の実: クルミ、アーモンド、クコの実
- 海のモノ: エビ、カキ、あさり、昆布
などの食材を食事に取り入れてください。
私も腎を補う漢方薬は飲んでいますが、
漢方薬につきましては、
あなたのお悩みの症状や体質に合わせた漢方薬をご提案いたします。
「もしかして、私も腎虚(じんきょ)?」
ご心配な方は、お気軽にご相談ください。