今日は秋分の日。
太陽が秋分点に達し、昼夜の長さがいよいよ逆転に転じるます。
お昼が短くなるのは寂しいですが、爽やかなみちのくの秋を楽しみましょう。
最近、よくお客様からお受けする相談が、
「AMHが低いと言われて心配」と言うご相談。
AMH(抗ミューラー管ホルモン)とは発育途中の卵胞(前胞状卵胞・小胞状卵胞)の細胞から分泌されるホルモン。
「AMHが低い」と言われたという事とは、
採血時、発育途中の卵胞数が少なくて、AMHの血中濃度が低かった事を意味します。
AMHのとらえかた
2年前受講した、東京の著名な生殖補助の専門医の講義ノートより一部抜粋すると、
〇 AMHの血中濃度は卵巣内に残る原始卵胞の数との相関性が高く、
卵巣の予備能(卵巣内に残る卵子の数)の指標となる
〇 AMHと採卵数は相関はあり、
体外受精時などの時の卵巣誘発方法の判断基準となる。
〇 AMHは同じ年代でも個人差が大きく、年齢とは相関しないが、年齢と共に減る
〇 AMHは妊娠率と相関しない
などノートしております。
AMHが低いからと言って、妊娠率が低い、良い卵が出来ないとは限らない訳です。
ただ、誘発時の採卵数、排卵が無くなるまでの年齢(妊娠可能な期間)など
AMHはお子様を望まれる方には大変重要な数値と言えます。
漢方/中医学の知見で 卵巣機能改善、卵の質改善で重要視するのは3つのポイントは
補腎(ほじん)(生殖機能をつかさどる腎を健やかに)
養血(ようけつ) 血そのモノを補い、妊娠力を高める
活血(かっけつ) 血の流れを良くし、卵巣や子宮の環境を整える
おからだを整えながら、赤ちゃんを待ちましょう。
お気軽にご相談ください。
秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。