すっかり雪の消えた今日の秋田。
「もう春ですかね?」
などつい楽観しますが、『雪国の冬』きっとそんなに甘くないですね。
くれぐれもお体にお気をつけください。
ここ数日、子宮筋腫についてのお問い合わせが相次ぎましたので、
漢方で考える子宮筋腫について少々書かせて頂きます。
子宮筋腫とは?
子宮筋腫とは、子宮の筋肉内にできる良性の腫瘍。
サイズや数、出来る場所など人それぞれで、目視が難しい様な小さなモノから、数十cmにまでに成長する筋腫もあるそうです。
子宮筋腫は自覚症状のない方も多く、婦人科などの受診をきっかけに子宮筋腫を指摘される方も多い様に思いますが、
すべての方に自覚症状が無いのではありません。
生理時の強い腹痛、月経困難症、
経血量増加による貧血、それにまつわるめまい、たちくらみ
筋腫が大きくなる事による圧迫での頻尿や便秘、腰痛
筋腫の場所や大きさなどによって、着床障害など不妊の原因の可能性
などの症状でのご相談も多いです。
漢方で考える子宮筋腫の原因、対応
漢方で子宮筋腫の体質的特徴は、
「お血(おけつ)」と呼ばれる血の滞りにあると考えます。
痛む・しこる・黒ずむなど
まさに「お血」の象徴です。
漢方の対処処方としては、
血液の流れを良くする代表処方
「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」
貧血が気になる方は、
血を補う
「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」など
また、亀甲(きばん)鼈甲(べっこう)など動物性コラーゲンが、
軟堅散結(なんきんさんけつ)作用
「堅い組織を軟化して消散させる作用」
がある事から
亀甲、鼈甲のたっぷり配合された
『亀鹿仙(きろくせん)』の服用も宜しいかと思います。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
無料試飲もできます。
秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。
山王けやき薬品・飯田
今週もありがとうございました。