ブログ

舌は体の鏡

連日報道される、地震の惨状。
映像を見るたびに心が痛みます。
一日も早く穏やかな日常に戻られます様に祈念しております。

また、秋田でも昨日は『春の嵐』が吹き荒れました。
くれぐれもお気をつけください。

zextusinn atorasu

中医学では「舌は体の鏡」といわれ、「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」や五臓などの状態が映し出される考えます。

舌の状態はその日の体調によって毎日、変化するので、

舌の色・形状

舌苔の有無、色、状態などの

舌の観察する事『舌診(ぜっしん)』を中医学でとても重要視しております。

勿論、私も漢方薬をお出しする際には必ず拝見しますし、
もっとも上達したいスキルですので、

舌診研究の第一人者で
『舌診(ぜっしん)』トレーニングや
『食養生(しょくようじょう)』のご本もたくさん執筆されている

高橋楊子先生の

『舌診講座』
何年も繰り返し、繰り返し受講しております。

また、高橋楊子先生は、当店のお客様にお渡ししている
「小冊子・中医学読本」の著者でもありますから、
当店のお客さまにもお馴染みかと思います。

そして本年度初めての『舌診講座』は昨日、盛岡で開催。
もちろん参加予定でしたが、

参加できませんでした。

昨日の朝7時から開催された秋田市の全市一斉清掃に参加して、
「さて盛岡に向かおう」と準備しておりましたら、

ゾクゾクっと寒気がして、吐気、腹痛が・・・・

盛岡行を断念いたしました。

愛用の
黄色いキャップの葛根湯液
勝湿顆粒

など服用、

寒気からとれてきて、お腹のゆるさや腹痛は昨日いっぱい続きましたが、

今日の朝にはすっかり良くなりました。

高橋楊子先生の『舌診講座』を受講できなかったのは、残念ですが

秋田の漢方相談がお役に立てます様に
今後ともしっかり学んで行きたいと思います。

今週もどうぞよろしくお願いいたします。
お気軽にご相談ください。

山王けやき薬品・飯田

 

ソメイヨシノの開花 ブログも再開いたします。

一昨日から現在も続く大きな地震、その後も続く大きな余震。

さぞや驚き、ご心配な事でしょう。

被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

本当に大変でしょうが、どうかお気をつけください。

一日も早い復興を祈っております。

 

 sakura kaika

秋田気象台は14日、ソメイヨシノの開花を発表いたしました。

随分と暖かい冬でしたから、桜の開花も早いのかなと思いましたら
「平年より4日早い開花」との事。
秋田の春はそう簡単には早くなりませんね。

1ヵ月ほどブログをお休み致しましたが、本日から更新を再開いたします。

5月に予定しておりますイベントのご案内

この時期の体調と漢方的対応

ご提供したい情報など

更新したい内容がございます。

秋田の漢方相談がお役に立てます様にがんばります。

今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

山王けやき薬品・飯田

6年前に採卵して 

春ももう一息の秋田。
思いっきり油断しておりましたら、

「クシュン!」 ときました。

 「あ、雪」

春になったはずが、粉雪が舞う風景。

皆様もどうぞご自愛ください。

まだ春は来ていません。


kusyami

 

 昨日は、日本海沿岸ながら秋田より相当に南の街よりメールを頂きました。

初めてご相談頂いたのが、平成21年3月ですから、7年越しのお客様です。

本当にありがとうございます。

>6年前に採卵して、娘・息子の際に移植した残りの4個の中で融解して質の良い胚から

>昨年秋ごろ、3人目を希望し2回胚移植を行いました。

(メールを頂いたお客様よりご許可頂き一部掲載させて頂きました)

6年前の採卵から、お嬢様、ご子息様を授かった事、承知しておりましたが、その際の胚盤胞で3人目のお子様にチャレンジされている事実に改めて感動しました。

お電話差し上げると

「病院には感謝している」との事、それはそうですよね。

私も凄いなと思います。

そして、「採卵に向けてまた漢方が飲みたい」とおっしゃって頂きました。

大変光栄に思います。

さて、6年前の採卵時の漢方薬はと見直すと

婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)

冠元顆粒(かんげんかりゅう)

杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)

また、ご主人様にも 海精宝(かいせいほう)

などお出ししておりました。

基本、こんなに嬉しい結果(6年越しの凍結胚解凍移植)でしたから、
この処方を踏襲する事にしますが、

杞菊地黄丸に変えて、

亀やスッポン、鹿などの動物性コラーゲン配合の漢方に使って頂こうかと思います。

また、お忙しくなるかと思いますが、
どうか赤ちゃんを楽しみにがんばってください。

一日も早くお望みが叶います様に祈っております。

秋田の漢方相談
山王けやき薬品・飯田

『けやき徒然だより 2016年 春待ち号』 完成いたしました

あっと言う間にもう月末、本当に早いですね。

先週は寒く、やや降雪も多かったものの
週末の金曜日、土曜日はお天気もよく気温も高く、
すっかり雪も溶けました。

暖かい日差しは、明らかに春を連想させ、
昨日あたりは、来るお客様、来るお客様に

「これは、明らかに冬も終わりましたね」
など根拠のない楽観論を語っていると、

 

 kuruma


一晩でこんなに降るの・・・・
やっぱり簡単に北国の春は来ませんね。

先々週日曜日は盛岡で学術研修、

順天堂大学で感染制御科学を研究していた先生による。
『感染症に対する中医学的』対応の講義受けました。

特に『板藍根の効果』については、目からうろこ。

近いうちに感染症に関する漢方対応の記事を書きたいと思います。

また、先週日曜日はは所属しております漢方学術組織の広報委員を務めておりますので、
機関紙の編集会議で大阪に行っておりました。

ちょっと出張が続きまして、ブログの更新がおろそかに

言い訳です。

 

PC

そして、当店の大切なお客様にお送りしております

『けやき徒然だより 2016年 春待ち号』も数日来作成。
本日も早起きして、ようやく完成いたしました。

通常3日間ほどで印刷も終わり、週半ばからの発送を予定しておりましたが、

まさかの「注文が多くて、来週土曜日まで届けられません」との返事。
来週土曜日からの発送になります。

今週もどうぞよろしくお願いいたします。

秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。

山王けやき薬品・飯田

漢方で考える 子宮筋腫

すっかり雪の消えた今日の秋田。

「もう春ですかね?」

などつい楽観しますが、『雪国の冬』きっとそんなに甘くないですね。

くれぐれもお体にお気をつけください。

fukutuu

ここ数日、子宮筋腫についてのお問い合わせが相次ぎましたので、
漢方で考える子宮筋腫について少々書かせて頂きます。

 

子宮筋腫とは?

子宮筋腫とは、子宮の筋肉内にできる良性の腫瘍。
サイズや数、出来る場所など人それぞれで、目視が難しい様な小さなモノから、数十cmにまでに成長する筋腫もあるそうです。

子宮筋腫は自覚症状のない方も多く、婦人科などの受診をきっかけに子宮筋腫を指摘される方も多い様に思いますが、
すべての方に自覚症状が無いのではありません。

 生理時の強い腹痛、月経困難症、

経血量増加による貧血、それにまつわるめまい、たちくらみ

筋腫が大きくなる事による圧迫での頻尿や便秘、腰痛

筋腫の場所や大きさなどによって、着床障害など不妊の原因の可能性

などの症状でのご相談も多いです。

 漢方で考える子宮筋腫の原因、対応

漢方で子宮筋腫の体質的特徴は、
「お血(おけつ)」と呼ばれる血の滞りにあると考えます。

痛む・しこる・黒ずむなど
まさに「お血」の象徴です。

漢方の対処処方としては、

血液の流れを良くする代表処方

「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」

貧血が気になる方は、

血を補う

「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」など

また、亀甲(きばん)鼈甲(べっこう)など動物性コラーゲンが、

軟堅散結(なんきんさんけつ)作用
「堅い組織を軟化して消散させる作用」
がある事から

亀甲、鼈甲のたっぷり配合された
『亀鹿仙(きろくせん)』の服用も宜しいかと思います。

 

詳しくはお気軽にお問い合わせください。
無料試飲もできます。

秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。
山王けやき薬品・飯田

今週もありがとうございました。

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