あっという間にもう4月。
新しい年度も始まり、お忙しくお過ごしの事とぞんじます。
山王けやき薬品・飯田です。
秋田はまだ桜こそ咲いていないものの日中の気温は20℃近くと暖かな春。
北国の春が嬉しいです。
ただ、暖かい風は花粉もたくさん運びます。
ホコリや細菌もまざる花粉は、体へダメージをあたえる大きなファクターとなり、
「花粉症」「風邪」の原因となります。
花粉症克服の漢方薬
〇 まずは予防、体質改善の漢方薬
目や鼻、のどの粘膜に花粉がついて体に影響するので
粘膜の免疫強化、バリアをつく → 漢方では、「衛気(えいき)」を高める
衛益顆粒(えいえきかりゅう)など衛気(えいき)を高める漢方薬や
粘膜を保護するサージオイルなどが有効です。
〇 苦しい症状を緩和させる
◇ 頭痛、鼻水が透明で水っぽい、くしゃみの場合
小青竜湯、頂調顆粒、麻黄附子細辛湯などがよろしいかと思います。
症状によっては処方の組み合わせが有効なことも。
◇ 黄色の鼻水、痰、咳、喉・耳の奥・顔面・皮膚が痒い、目が赤く、涙が出る場合
銀翹散、鼻淵丸、五味消毒飲など有効、症状に応じてお選びいたします。
花粉症改善の生活養生
花粉症改善で気をつけるべき生活養生上のポイントは、
・充足な睡眠
・体を冷やさない
・過労しない、ストレスをためない
・飲酒は控えめ
・肉食・糖質は少なめ。
・コーヒーや辛いモノを取りすぎない
・外出時には、マスクやメガネ
・便秘の改善
など
ご自分の体質、体調に合った漢方薬を上手に使い、生活養生にも気をつけながら花粉の厳しいこの時期を乗り切りましょう。
詳しくはお気軽にお問い合わせ、ご相談ください。
秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。