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妊娠しやすいからだ作り3つのポイント

秋田の漢方相談
山王けやき薬品・飯田です。

秋田も今週21日、昨年より8日遅れで梅雨入りいたしました。
今日あたりはややジメジメするもののお天気もよく涼しい爽やかなお天気です。

ただ、湿気は、自然界に存在する6つの気候変化、六気「風・寒・暑・湿・燥・火」の中の一つ(湿)として考えられ、『湿』は体に入ると、『湿邪(しつじゃ)』と呼ばれ、体に悪影響を与える邪気の一つと見なされますから、くれぐれもお体にお気をつけください。

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秋田の人気タウン誌、秋田タウン情報さんで
北東北中医薬研究会提供
 
女性のための漢方Q&A『不妊と漢方』編


掲載させて頂きました。

今回は子宝をお望みの方からの

(Q)
赤ちゃんが欲しくて、通院もしていますが、なかなか授かりません。漢方薬も良いと聞きますが、どうでしょうか?

というご質問。

(A)
  排卵がない、卵管も問題がある、大きな筋腫など、妊娠を妨げる要因がはっきりしている場合は、まず病院での治療をおすすめします。ただ、はっきりとした原因がわからない、通院しても授からない場合、漢方による妊活も併用するのも有効だと思います。漢方での不妊治療は、その方の体質をチエックし、ホルモンバランスや卵の質に関わる「腎(じん)」の働きを整えたり、「血(けつ)」を補ったりめぐりをよくしたりする漢方薬で全身のバランスを整えながら妊娠しやすい体づくりを行うのが特徴です。 

↑ 上記お答えさせて頂きましたが、文字数が限られていたため、漢方薬で妊娠しやすいからだ作り3つのポイントについて、少しだけ補足させて頂きます。
 
漢方薬で妊娠しやすい体づくりの3つのポイント

① 補腎(ほじん)

漢方では「腎(じん)」は卵巣機能やホルモンバランスに関わると考え、
(腎のはたらきを整える事=補腎)
補腎は、卵の質向上や老化抑制が根本的対策と考えます。
 
② 養血(ようけつ)

血を増やす事、養血は、
(血そのモノを補い、増やす=養血)
妊娠に必要な栄養や酸素を卵子や受精卵に提供し卵及び受精卵の改善が期待できます。
また、子宮内膜は十分な血の供給が不可欠。

③ 活血(かっけつ)

血を増やし、血の質を高める「養血」と共に重要不可欠なのが、血の流れを良くする活血(かっけつ)です。
(血の流れを良くする=活血)
血の量を増やし、質向上しても流れが悪いと効果が低減しますし、年齢と共に血の流れが悪く方の方が多いです。
また、血の流れを良くすると、体を動かしたり、新陳代謝させるエネルギー『気(き)』の流れも良くなり、気血の巡りが良くなると、排卵がスムーズになるなどの効果も期待できます。

詳細につきましては、ご相談、無料試飲だけでも結構です。

お気軽にお問い合わせください。
 
秋田の漢方相談がお役に立てれば幸いです。

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