漢方的妊活生活
心と体にやさしい養生であなたにも子宝
女性の心とからだの健やかな調和こそが、ご妊娠や出産につながる大きなファクターと漢方では考えます。
現代社会においては、過度なストレス・過労・睡眠不足・不規則な食事・体を冷やす生活習慣などで、心やからだの健康が損なわれている方が少なくありません。そのままにしておくと、心とからだのバランスが乱れ、女性が本来持つ妊娠をする力の低下にもつながります。
『漢方的妊活』は乱れた心と体のバランスを整える事に主眼をおき、無理せず、自然に、より健康になれる心と体にやさしい養生です。
あなた様のご希望を叶えるお役に立てれば本当に幸いです。
お気軽にご相談ください。
『漢方的妊活』ストレス対策
ストレスは生理周期の乱れにつながる場合も…
イライラ・落ち込み・焦りなどの感情は、体を動かすエネルギー「気(き)」のスムーズな巡りが低下する『気滞(きたい)』を引き起こし、排卵を阻害する原因にもなります。また、現代医学においても過剰なストレスはゴナドトロピンの分泌を低下させ、卵胞の発育に大きな悪影響を与える事が認識されています。
さらに、ストレスは体の隅々に栄養、酸素、ホルモンを届ける『血(けつ)』の消耗にも繋がり、血の不足=血虚(けっきょ)も排卵の乱れにつながるほか、血は妊娠に不可欠であるのは勿論、妊娠中の体や胎児の栄養を与える重要な存在です。
生活で改善
- 夜更かしを避け、十分な睡眠
- 生活を楽しみ、リラックス
- 適度な運動、趣味
- 話を聞いてもらう
などストレスをためない生活を心がけてください。
食事で改善
気の巡りを良くする食材、血を増やす食材を上手に食事に取り入れましょう。
【気の巡りを良くする食材】
- 香りの良い野菜:セロリ、パセリ、春菊、菊花
- 酸っぱい食材:かんきつ類、梅干し、、黒酢
【血を増やす食材】
- 赤い食材:なつめ、イチゴ、トマト、レバー
- 黒い食材:黒豆、黒ゴマ、黒砂糖、黒きくらげ
漢方薬で改善
『気の流れを良くする漢方薬』や『血を補う漢方薬』が有効、あなたの体質やお悩みにあわせて提案いたします。
気の流れを良くすると、生理周期が整うだけでなく
- イライラの改善
- PMSの改善
- 疲労感の軽減
- 頭痛肩こりの改善
などが期待できます。
また、血を補うと
- お肌、髪の乾燥が改善
- 爪がかけにくなる
- 疲労感の改善
- 目の疲れが改善
- 不眠改善
など女性に嬉しい効果もたくさんあります。
漢方と妊娠Q&A
PMSは不妊の原因に?
『気』「血」の滞りは、卵巣の機能低下につながり、卵の十分な発育を妨げたり、卵菅の萎縮、内膜への着床にも影響を及ぼします。
『気』『血』の巡りを良くする養生は、妊娠力を高めるだけでなく、PMSの不快な症状も改善します。
『漢方的妊活』冷え対策
冷えは排卵や着床への影響も
体の冷えは、子宮や卵巣での毛採血管雄流れが悪くなる「お血」を引き起こします。お血は卵巣機能低下の一因になり、排卵や着床に悪影響を及ぼす可能性も。また、漢方ではお血は、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫などの根本原因とも考えますから、冷えの改善の養生は重要です。
生活で改善
- お腹や太ももに集めのシャワーを
「冷えが入り込みやすい部位を温めましょう」 - 座りっぱなしに気を付ける
「座りっぱなしは骨盤内の血の巡りを低下させ冷えの原因に」 - ローライズパンツなど腰が冷えやすい洋服は避ける
- タバコNG,カフェインが多く含まれる食品はほどほどに
食事で改善
血の流れを良くする食材を食事に取り入れましょう。また、食事はスープ、みそ汁など熱を加えた温かいモノを食べる。そして、温かいモノから先に食べるようにしましょう。
【血を補い、巡りを良くする食材】
レバー、ほうれん草、人参、黒豆、黒砂糖、ネギ、生姜、ニンニク
漢方薬で改善
漢方にも食事と同じように、からだ全体熱を届ける「血(けつ)」を補う漢方薬や血の巡りを良くする漢方薬があり、体質や症状に応じてご提案いたします。ストレスにより血の巡りが悪い場合には、気の流れを良くする漢方薬が有効です。
漢方と妊娠Q&A
ただ、すごく寒がりな男性もおいでになり、冷えによって、タイミングが難しい、精子運動率、精子数に影響を受けている方も少なくありません。漢方で言う『腎陽虚(じんようきょ)』。冷え性のご主人様はご相談ください。
『漢方的妊活』年齢対策
年齢に負けない妊娠力のために!
漢方では、女性の年齢の7の倍数を女性の体の変化の節目と考えており、体の変化は妊娠力と大いに関係があります。ただ、実際の年齢と『からだ年齢』が一致しないことも珍しくありません。
漢方的『からだ年齢』と大きな関りがあると考えるのは『腎(じん)』、腎はホルモンバランスや生殖機能を司ると漢方では考えます。7の倍数で変化していくのはこの腎の力の変化で、35歳ごろから『腎』の力は低下傾向になり、この事が加齢と妊娠力の低下との相関関係になります。
加齢による「腎」の力の低下は下記の様な症状に現れます。
- 低温期が短い(卵胞の発育が不十分)
- 高温期が短い(黄体ホルモンの分泌量が少ない→これも発育が不十分)
- オリモノが排卵日でも少ない
- 経血が減った(内膜が薄い=女性ホルモンの分泌不足)
漢方的妊活養生では、年齢に負けない妊娠力強化として、『腎(じん)』の力を強くすることを重視します。
生活で改善
『腎』は加齢だけでなく
- 不規則な生活
- 睡眠不足
- ストレス
- 過度なダイエット
- 慢性的な冷え
などにも影響を受けますから、夜更かしを避け、偏食を避け、栄養のバランスの良い食事を心がけ、ストレスをためない生活が『腎』を強くして子宮や卵巣の若さを保つポイントです。
食事で改善
『腎』を強くする次のような食材があります。
- 黒いモノ:黒豆、黒ゴマ、ノリ→『黒の御三家』
- 木の実:クルミ、アーモンド、クコの実、ブルーベリー
- 海のモノ:エビ、カキ、あさり、昆布
また、アイスクリーム、ブール、生野菜などは体を冷やすものは、『腎』の力の低下につながります。なるべく温かいお食事をとりましょう。
漢方薬で改善
漢方では、排卵、生理、妊娠など生殖を司るのは五臓の『腎』と捉えます。腎は生命エネルギーを蓄える臓器で、不足すると、疲れやすい、白髪、抜け毛、夜間の尿、夜間覚醒など老化を招き、妊娠力低下の根本原因は、
腎の力の低下=『腎虚(じんきょ)』と考えます。
腎を補う漢方薬には沢山の種類があり、体質や症状に合った
腎を補う漢方薬=『補腎剤(ほじんざい)』の適切な選択がとても重要になってきます。
また、腎を健やかに保つことは、アンチエイジングにもつながり若々しく日々が過ごせます。
漢方と妊娠Q&A
漢方では、女性の体は、7の倍数で変化すると考え、35歳ころから妊娠力の節目になる事は、現代医学と共通です。ただ、いつまで妊娠できるかとなると、漢方では年齢より、「適切な排卵があるまで」と考えます。漢方で、ホルモンバランスや生殖機能を司るのは『腎(じん)』と考えられていますが、腎の力は年齢だけでない個人差があるからです。40代でも生理が順調で卵の質が良く妊娠力の高い方もおいでになれば、20代でも排卵トラブルがあり、妊娠力が高くない人も少なくありません。
『腎』を強くする、生活習慣、食事、漢方薬の服用などで養生しましょう。そうした事の積み重ねが妊娠力キープのポイントとなります。さらには、年齢に負けない若々しさをお手に入れる事でしょう。
お客様よりの喜びのお声
解決の糸口がみつかる気がして思い切って相談して良かった
結婚して5年、不妊治療を始めて3年、不妊に関する検査もほとんど行ったもののこれといった原因もみつからず、すっきりしないまま過ごしておりました。
不妊の原因は年齢のためなのかな?仕事がハードなためのストレスが原因かな?などと思いつつ、自分の体調も常に疲労感があったため病院では細かく相談できない自分の体の中の不調に、広告で見かけた周期調整法が、解決の糸口になるような気がして、思い切ってお店を訪ねました。
(※周期調整法とは、生理周期に応じて漢方薬を飲み分ける最新の漢方養生)
お店に入るなり丁寧に相談いただいた中で、まずは自分の心配していた年齢などの悩みが、それほど問題でないことや、体の不調(冷えや疲労)が漢方で治療できること、基礎体温から妊娠の可能性は十分にあると事など言われ、新たな光が差したようにとても心強く感じました。
毎月丁寧に時間をとっていただき、漢方薬の飲み方と効果、タイミングの取り方、通院の方法また私の場合、排卵まで早く、いままでのタイミングでは難しいということもわかり驚きました。
しかし、すぐには妊娠せず、生理がきてがっかりした私に先生は「もう少しですよ。基礎体温の低温高温の線がとてもきれいになっていますよ」と言われ、確かに体の中に良い変化が起こっていることを実感できました。
そして漢方薬を試してみて半年、めでたく妊娠することができ、本当に本当に驚きと喜びでいっぱいになりました。
妊娠して喜んでいた私に先生は「時間かかってしまってすみません」とおっしゃいましたが、不妊治療を3年も続けていた私には半年で効果があるなんて夢のようでした。
漢方を試していくうちに体調も冷えや疲労感がなくなってきました。
もし機会があるならば二人目の時もぜひ周期法は試してみたいと思っております。
あなた様のご希望を叶えるお役に立てれば本当に幸いです。
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店主・飯田